かつて、祇園町で遊ぶということは、「いつか自分も祇園で遊べる甲斐性をもつぞ~!」ということを目標にかかげ お仕事の励みにした時代があったといいます。それは、祇園町のお茶屋という敷居の高いところで綺麗どころを侍(ハベ)らし華やかに遊べるからということだけではなく、かつてイチゲンさんお断りの業界に出入りがまかり通るようになるには、信用・実績・人間性、そしてお客様同士のバランスを考慮されていたところだったからのようです。

 

選ばれしお客様であっても、お母さんや芸妓さんたちの前では大の男が少年のように叱られ教えられると
うい光景は当たり前。「男の中の男」になるためには遊びも粋にこなせるように仕込んでもらえたところが祇園町。

 

また無駄そうにみえる遊びの世界においては、お客様同士でいろんなことを交流しあうことで情報交換の場として感性のレベルを高めあったり、たくさんの文化や芸術への発展と繋がる歴史をもつくられるのです。
祇園町に限らず、どの時代でも一流のお店は同様の役割を担っているのがこの業界役割だと思うのですが・・・・・。

 

一方、お客様とお茶屋さんとの間にはしっかりとした信頼関係が構築されているからこそ、お客様がまだ世間知らずの舞妓ちゃん達の教育担当を担って下さるという順送りに学校だけでは知り得ない人生の機微、また、学ぶだけじゃく人に教えてこそ教えられる、そんな双方向性をもった生涯学習ができるのも祇園町ならではだったかもしれません。

 

また祇園町のお母さんや芸妓さん達は、格式高いところや特別な領域にでも顔が利くなど、信頼と情報を持ち合わせ、不可能を可能にしてしまうことも祇園町というところが今でもある種ステータスなのかもしれません。

 

『 京都 祇園 』
るるどは、この歴史ある響きの中に存在していることの意義を心して、祇園で働けることに誇りをもって
【不易流行】に精進してゆきたいと思います。

 

「るるどは楽しいな~」
「今日は来てよかった~!!」
「るるどにきたら、ほっこりするわ~」
と 仰って頂けるよう祇園るるどスタッフ一同 一生懸命につとめさせて頂きたいと思います。